しっかりたばこ味: |
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メンソール感: |
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フルーティ感: |
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甘 味: |
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におい少なめ: |
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デザインGood: |
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女性にお勧め: |
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まだまだ煙草初心者だった頃、常喫は赤ラークでほぼ定着していたが、他にもっと美味しい煙草があるのではないかと思い自分に合う煙草探しの旅に出た。
或る日、ふと思い立ってこの煙草を試してみることにした。
初めて吸った時は香ばしいラム酒の香りを感じ、なんだこれは…!!めちゃくちゃ美味しい…!と思い大粒の涙を流した途端少しだけくらっとして、とても心地が良かった。おそらく軽めのヤニクラだったのだろう。
気がついた時には虜になっていた。ハイライトしかダメな身体になっていた。他にも美味しい煙草はいくらでもあるが、これは最早美味しいなどという次元を優に超えている。
優しく吸うと仄かに甘く、それもすっきりとした甘さ。強く吸ったり乾燥した日だとちょっぴり辛口に感じるが、辛すぎず棘もなくバランスの取れた控えめな味わい…
そして色々なお酒に合う。お酒のみならず、お茶やお味噌汁にも合う。目覚めの一服は暖かいお味噌汁と美味しいハイライトに限る。
周りの人は20代前半の私がこれを吸っている事実を知るとギョッとした顔をし、渋いねぇ〜と言いながら軽くあしらったり、椎名林檎かぶれかと嘲笑ったり…
しかし、どんな態度を取られようともこの煙草が好きだ。
他にこれより高タールのものを吸ってみても心は満たされない。これを吸うと心の奥底から満足する。幸せになる。この上ないほど癒される。寝る前に吸うと安心して寝ることができる。
肺が満たされ、心が満たされ…どんな悩み事も吹き飛んでゆき、遥か遠い桃源郷へ誘われるのだ。
大好きな味。死ぬまでこの煙草を愛煙し続けたい。
例え病に倒れ早死にしたとしても、この煙草が原因であるのならばそれも本望だ。
私にとっては唯一無二の心の栄養剤である。
私はこの煙草がないと死んでしまう!!!
補足)
東海道新幹線0系のデザイン決めの会議で、席に置いてあったハイライトのパッケージの色を見て新幹線を当時では珍しい青と白の配色にしたなどというエピソードも好きです。ハイライトカラーは今でも一部の鉄道車両に見られることから影響力の大きさを感じます。
高度経済成長期(1960年代)にハイライトが世界一売れた煙草だったのも頷けるほど、間違いなく美味しい煙草だと思います。 |