しっかりたばこ味: |
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メンソール感: |
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フルーティ感: |
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甘 味: |
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におい少なめ: |
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デザインGood: |
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女性にお勧め: |
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本来は煙管(キセル)用のたばこ葉なのですが、私は手巻きで吸うことが多いので手巻きでの印象を書くのですが・・・・・
煙管用でもパイプ用でも巻けるものなら何でも巻く!という思考なので煙管ファンの方には邪道だと思われるのかも知れませんが、この葉(シャグ)は
紙巻でも十分に美味しいので煙管にも使えるシャグの分類で良いのでは?
煙管用といってもカットが細いだけなので問題は無いし、細めのカットというのは葉がまとまりやすく手巻初心者にはもっとも有利なカットとなるので
ドンドン巻いて吸っちゃいましょう!
まずパッケージ鶯色のベースに小紋柄の波模様と古典的な手ぬぐいのような感じに朱文字筆書きの宝船の絵とメタボ気味の町人風キャラがキセルをイップク
した煙の中に船が書いてあるイメージなのでしょ。
右上には「亜米利加式混合葉使用」と「煙管用刻み煙草」と縦書きで書いてあり大きく”宝船”と商品名が有る。
この柄や文字配列などは外国からの旅行者などには受けが良いような楽しいものになっている。
パッケージの中には煙管の部分名称や代表的な形状と名称など図柄入りで紹介されており、ご親切に煙管の喫煙方法まで書いてあるので煙管初心者でも
説明通りに試せるようになっています。
開封後のシャグの香りは、癖が無く良い煙草の香りがあり高級感のあるものでライトブラウンに多少の黄色葉がブレンドされているのが解るもので茎や太い葉脈
は見当たらず100%リーフというところだろうか?
前置き通りに手巻きで試すのですが煙管用なので当然のように付属紙はないのと言うことなので、今回はRAWのオーガニックペーパーで巻くことにしました。
吸い始めから解る素直な香りと上品さは他のシャグには感じられないと思うほど良く、細切りのシャグは火持ちも良く立ち消えの心配も無くて済みそうなので
吸いやすい。
出来れば燃焼剤が入っていない紙で巻いて味わってもらいたいブレンドに仕上がっていますので試して見てください。
アメリカ葉をベルギーでブレンド製造して日本人がデザインし販売する煙管用たばこ葉ですが、出来上がりは真っ直ぐな性格の美味しい煙草に仕上がっていますので
気になっている方は1度試して見ても損は無い・・・・と言うより吸わないと損ですよ。
●●●湿度というもの●●●シャグの感想や葉巻などで良く湿度とか加湿とか言われると思うのですが、湿度は煙草の味を左右するのは確かで
手巻きの場合では巻き具合やシャグの量を決める要素ともなるものです。
基本的な味についてですが、良く言われるように加湿するとマロヤカになり煙も多少濃厚になるように感じると思いますが、その正体はシンプルに水蒸気です。
湿度を含んだ生の葉は白い煙をモクモク上げるのに対して、枯葉はそれほど多くの煙を出さずに燃えるものなんです。
キャンプなどで薪を燃やしたことのある人は感覚的にも理解できると思いますが、薪は伐採して割って乾燥させないと良く燃えないし火力も上がらないでしょ?
煙草葉も天然の植物なので枯葉の落ち葉焚きと全く同じなんです。
水分を多く含んだ葉の煙は水蒸気によって刺激を包み込んでマイルドに感じ、煙の重さ(質量的に)も増し濃厚に感じることが出来るモノなんです。
※加湿によって全体のバランスが崩れ本来感じることの無い成分などを感じ酸味などが強く感じる場合もあるので、なんでも加湿すれば良いと言うものでは有りませんし、
逆に乾燥させたほうが美味しいと感じるブレンドもあります。
葉巻吸いの人が湿度によって味が変わると言っているはこの事で、ヒュミドール(加湿箱・加湿機)などで保管すると言うのが解ってもらえると思います。
たまに葉巻をヒュミドールで熟成させるなどという間違った言い方をする人がいますが、たばこ葉はワインなどとは違い天然植物を刈り取って乾燥させたものですので
熟成すると腐葉土になり土に返るのが自然の摂理です。
腐食しないように15度程度で湿度を保って保管すると言うのが正しい考え方となります。
シャグに関しては巻き具合を左右すると言いましたが、その差は圧縮時の巻き戻しに有ります。
乾燥した葉は少しまとまり難く巻いた後でも戻りが有りギッチリとは巻けないので、その隙間が空気(煙)の通り道になり吸い心地の良いものが出来上がりますが
湿度が高いとギュット成型されて重たい吸い口のタバコになってしまいますので巻く時には注意が必要です。
シャグに関しての湿度はカット幅が大きいものは多少加湿しても大丈夫で量(見た目のボリューム)も少し多めで、
カット幅が細いものはそのままの湿度が無難に巻け量も少し少なめ覚えていてください。
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