ホーム > よもやま世界のたばこ屋通り > イギリス編

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イギリス(正式名称はグレイトブリテンおよび北アイルランド連合王国)は、日本の3分の2くらいの面積で約6500万人の人口を有している。
首都はロンドン。EUに加盟はしているが通貨はポンド(£)を使用している。 2016年6月、当時のキャメロン政権はEUに残留するか離脱かの国民投票を実施するも、EU加盟国の条件である難民の受入れにより税負担・失業率の増加・治安の悪化などを懸念する国民は僅差で離脱を選択した。 これを受けて新たに誕生したメイ政権はEUに対し離脱通告を明言、2019年3月までに離脱完了の手続きに着手した。 このことは、イギリスはもちろん世界経済に及ぼす影響は甚大である。 ![]() |
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イギリスにはウエストミンスター宮殿やストーンヘンジなど30の世界遺産がある。 今回訪れたストーンヘンジ、ロンドンから西に約200km離れたソールズベリーの近郊にある。 大草原にぽっつりとサークル状にそそり立つ巨石群。紀元前約3100年に建造されたと言う。 その目的は太陽崇拝の祭祀場、古代の天文台、ケルト民族の礼拝場など諸説ある。 |
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イギリスには約66000店のたばこ販売店があり、ほとんどが兼業店である。 “Food & Wine “の看板を掲げている食品雑貨の店での販売が多く見られた。 たばこの価格はEU圏内でノルウェーに次いで高額で、世界でもトップクラスである。小売価格は各販売店で自由に設定でき、日本円で軽く1000円は超える。 ある店で買ったマールボロは1個2000円でした。 たばこの販売は日本の認可制とは違い自由に販売できる。 たばこの市場規模は470億本で日本の約30%弱で、そのうち手巻きたばこが30%を占めている。 たばこのパッケージは紙巻たばこに「プレーン・パッケージ」が義務付けされており、什器の陳列も可視化が禁止されており、扉・カーテンなどで隠されている。 たばこ各社の市場シェアは、JTIとインペリアルたばこ社がトップの座を競っており、その2社でほぼ大半を占めている。 |
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注)プレーンパッケージとは たばこのパッケージを定められた簡易包装に統一されたもの。 パッケージからデザイン要素を極力排除するとともに健康被害や警告を表示し、喫煙意欲を削ぐことを目的としている。 |
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2011年にオーストラリアで立案され、PMI・JTIら大手4社がオーストラリア政府を提訴するも敗訴した。 2012年12月より、オーストラリア国内すべてのたばこパッケージはオリーブブラウン色に統一されロゴや宣伝文句が禁止された。 2015年3月に、アイルランドとイギリスで同様の法律が施行された。 さらに、フランス・ノルウェー・トルコ・台湾などでもこの規制法の導入が検討されている。 |
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イギリスにおける喫煙年齢はアルコールと同じく18歳から。 喫煙率は10%(男性10% 女性10%)である。 他のヨーロッパ諸国と同じく各種公共施設、ホテル、レストラン、カフェなどでの喫煙は法律で禁止されている。違反すると罰金が課せられる。 ただ、路上での喫煙は可能でいたるところに灰皿が設置されているとはいうものの、路上にはたくさんの吸殻があった。 宿泊したホテルももちろん禁煙で、吸いたくなったら玄関横に設置された喫煙所まで行かなければならず、たまりかねてバルコニー付きの部屋に変えてもらった。バルコニーでの喫煙は一応認められている。 |
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マールボロ(PMI) スターリング(JTI) JPS(IMP)など。 手巻きたばこではアンバーリーフ(JTI)がNo.1の実績を誇っている。 |
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