ホーム > よもやま世界のたばこ屋通り > シンガポール編

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シンガポールはマレー半島の南端に位置し、ジョホール海峡を挟んでマレーシアと隣接している。 首都はシンガポール。面積は東京23区とほぼ同じで、人口は約550万人。 言語は英語、中国語、マレー語など。 赤道直下に位置するため、年間を通じて高温多湿である。 ![]() |
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たばこに関しては厳しい規制が課されている。 シンガポール国内にたばこを持ち込む場合、1本に約40円の関税が課せられ、違反すると没収かつ罰金。 国内で販売されているたばこにも高額の税金が課せられ、ちなみに「メビウス」は1170円もする。 国内には約4400店のたばこ売場があり、ほとんど全てがコンビニや食品・雑貨・飲食店などとの兼業店である。 |
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国内にたばこメーカーは無く、ほとんど全てが輸入品である。 PMIが約半数のシェアを有し、JTI、BATと続く。 2014年の増税によりたばこの市場規模は減少傾向にあるものの、喫煙率は11.9%(2015年)と微増傾向にある。 屋外広告や印刷媒体、Webなどでの広告は禁止されている。 価格はほぼ統一されているが、店によりばらつきがある。 各社の取扱銘柄数は、PMIが34、JTI 26、BAT 33である。 2016年より、販売店におけるパッケージの露出陳列は禁止される予定。 |
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喫煙は18歳からで、未成年者の喫煙および未成年者への販売は法律により厳しく規制されている。 未成年にたばこを販売した場合、販売店は約45万円の罰金とそのライセンスが取り消される。 その為、販売店はたばこの販売に際して細心の注意をはらっている。 基本的に、公共施設、ホテル、レストラン、カフェなど空調設備のある建物での喫煙は禁止であり、路上での喫煙に際しても、建物の入口から5m以上離れなければならない。 路上にはいたるところに灰皿が設置されており喫煙は可能であるが、吸殻のポイ捨ては罰金の対象になる。 |
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シンガポール国内で販売されている全てのたばこの1本1本に”SDPC”(Singapore Duty-Paid Cigarette)の文字が印刷されており、これが印刷されていないたばこを喫煙していると没収および罰金が課せられる。 観光地などの喫煙場所で、私服の警察官が取締りをしているので注意が必要です。 |
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確かに、主要道路などでのたばこの吸い殻は見ることは無いが、裏道に入るとそうではない。 ガソリン同様、隣国のマレーシアに行けばたばこも半額以下で買うことができるので、個人での密輸が絶えないという。 |
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人気のブランドはやはり「マールボロ」、中でも「マールボロ・ゴールド」が1番。 |
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